医療チームによるコロナ禍の病棟業務支援・COVID-19感染患者への作業療法実施事例について

2021.01.21 UP

日本作業療法士協会より下記、お知らせとお願いがあります。

1.周知お願い

コロナ第3波による医療提供体制の逼迫を受け、当協会と日本理学療法士協会では、移動や日常生活動作等に強い理学療法士・作業療法士が 病棟業務の体位変換や患者搬送、更衣等をサポートすることで、効果的にコロナ第3波における看護業務を支援することは可能と考え 医療チームによるコロナ禍の病棟業務支援について、基本的な考え方や留意事項、実践事例を取りまとめ以下のとおり協会ホームページ掲載しました。
https://www.jaot.or.jp/member/from_assoc/detail/373/
現場での取り組みの一助となればと考えますので、医療機関に所属する士会員の皆さまにも周知いただければ幸いです。
なお、本件については厚生労働省医政局医事課・看護課より各都道府県衛生主管部(局)へ宛てて情報提供されております。

2.COVID-19感染患者への作業療法実施に関する情報提供のお願い

当協会ではCOVID-19の感染対策と作業療法実施における留意点や工夫についてを
「COVID-19 感染対策 / 作業療法業務について」と関連動画として公開しています。
https://www.jaot.or.jp/covid-19/gyoumu_vol3_movie/

最近、それらの感染対策に加えて、感染者数の拡大により、
感染患者さんや回復後の方に関わる作業療法士も増え始めたことから
介入基準や具体的にどのような作業療法を行えばいいのかなどの知見を求める声を協会に複数いただいております。

厚生労働省からは「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き」が出され
それに類する書籍やリハビリテーション雑誌での特集、論文等も出始めていますが
「COVID-19感染者に対する作業療法」についてはほとんど情報が得られておりません。

協会では、実際に対応している現場の作業療法士へ実践事例の提供を依頼し
事例集として集約・公開したいと考えております。

そこで、事例の執筆にご協力いただける方について、士会から情報提供をお願いしたく存じます。

・コロナ専用病床で感染患者のリハビリテーションを実施している
・回復後の患者を回復期リハビリテーション病棟や老健等で受け入れ、リハビリテーションを実施している
・回復し退院した方に訪問リハビリテーション等で関わっている

上記のような実践をしておられて、事例の執筆にご協力いただけそうな方がおられましたら、
・お名前
・ご所属
・ご連絡先(メールアドレス)
をお知らせください。
事務局よりご連絡をさせていただきます。
(お知らせいただいたすべての方へのご依頼とはならない可能性もありますのでご承知おきください)

協会でも情報収集はいたしますが、現場に近い士会の皆さまの方が実際の情報を持っておられると思いますので
ぜひお力をお貸しいただければ幸いです。
1月28日(木)くらいまでに情報いただけるとありがたいです。

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